ここは記憶にのみ基づいて書かれているので多少間違いがあるかもしれません。
それは私が中学生の頃。当時それほどゲーマーでなかった私は、
ゲーセンには行ってもゲームはせずに人のプレイを見てるだけということがよくあった。
そんなある日、ふとゲーセンに立ち寄った私の目を引き付けた一つのゲームがあった。
そこではジェイソンのようなキャラがヒルに噛まれていた。これだ!
これこそが私の求めていたゲームなんだ!しらないけど。
この日から私のアーケードゲーム遍歴が始まった。
当時は攻略本なんてものもなければゲーム雑誌なんてものも知らず、
はたまた私の回りにゲーセンに行っている友人などおらず、
攻略を見つけるのは全て自力で行わなければならなかった。
また当時は町から離れた寮に入っていたので、そういつも行くわけにはいかず、
月に一度程度しか行けなかった。その中で少しずつ進め、
ヒルには噛み殺されシャンデリアには押し潰されとにかく死にまくっていた。
ここでこのゲームについて解説しておこう。ゲームは横スクロールアクション、
まあバイオハザードなファイナルファイトといえばだいたいそんな感じである。奥行きはないが。
とある洋館に迷い込んだ主人公とその恋人。
ところが恋人は何者かにさらわれてしまい主人公の顔にはジェイソンな仮面がくっついてしまう。
主人公は恋人を探しだし屋敷を脱出しなければならない。むむ、弟切草のようだの。
さて、なぜかはしらないけど様々な敵が主人公を襲ってきます。
ゾンビだとかヒルだとかポルターガイストだとか
とにかくグログロスプラッタな世界を脱出するため主人公は歩きます。
そしてやってきたステージ5。そこにいたのは、探し求めていたヒロインの姿。
「ジェニファー・・・」駆け寄る主人公の前でその身体に異変が
「ああ・・・ジェイソン・・・ああああああ・・・げゃあっはっはっはぁっ」
彼女は既に改造されていたのです。ハイパーゾンビと化して襲ってくる元彼女。
涙を飲んで戦うしかありません。しかしこれがまた強い。
途中までは完全にパターン化できるのですが、
ある程度ダメージを与えるとパターンが変化してどうしようもなくなるのです。
結局スライディングで殺す方法を発見。元彼女はもとの姿に戻って死ぬのでした。
復讐のため敵を探す主人公。ステージ6でボスと離れてたらおしまいとか
最後っぺに当たったとかいろいろあって最終面はステージ7。
最終ボスが待ちかまえています。あんまし覚えてないのだけど炎のかたまりみたいだったような気が。
こいつがまた強く勝てない日々を過ごしていました。これまで約1年。
またある日。今日こそ奴を打ち破ってくれるわ、と息巻いて入店した私が見たものは、
ずらっと並んだ対戦格闘。
それに押しやられたようにスプラッターハウスの姿は消滅していたのでした。「は、はう!?」
私のアーケード遍歴は一度終わりを告げた。