真説・ピクミン2:ルーイの本性
まず宇宙船のゴールデンピクピクニンジンを喰い荒らしたのはルーイで間違いありません
何故でしょう。言うまでもなく好物だったからです。少なくともそれが理由の一つです。
ところがそれだけでは説明がつかないことがあります。
そう、初代ドルフィン号の証言です。
初代は作中では宇宙ウサギに襲われていないとは言っていませんが、襲われたとも一言も言っていません。
お喋りな初代がそのことについて一言も言及しないのは非常に不自然です。
明らかにルーイと結託して黙っていると見るべきでしょう。
では何故初代はルーイを庇うのか。
初代はどう考えても物を食べられませんから共同正犯ではありません。
ではその動機は…明らかでしょう。金です。
ゴールデンピクピクニンジン紛失でホコタテ運送が負った借金額は10000ポコです。
日本円としていくらかは正確にはわかりませんが、なにしろ会社一つ傾く金額です。
社員3人の会社なので微妙といえば微妙ですが、オリマーが持ち帰った100ポコの王冠に目の玉を飛び出すような金額です。
かなりの大金と見て間違いないでしょう。
そして初代ドルフィン号をよく見ると塗装はぼろぼろ、錆すら浮かんでおりまともなメンテナンスすらされてないことは明白です。
ルーイが持ちかけた横領に一も二もなく賛成したことは想像に難くありません。
では喰い荒らされたとされるピクピクニンジンはどうなったのか。
初めて地下洞窟に潜った時の初代の言動を思い出してください。
体内に虫が入り込むのを嫌がっていたでしょう。
機械のくせに虫が苦手などということがあるでしょうか。
精々コードを虫に囓られる程度の被害、まがりなりにも宇宙船である初代に、虫害対策すらされていないということがありえるでしょうか?*1
そうです。ピクピクニンジンは初代の頭部に入ってます。
虫を恐れているのも、万一息を吹き返した虫や、虫の中にいる別の虫などにピクピクニンジンを荒らされる可能性があったからです。
洞窟から中途脱出する時に、初代はオリマー達を二人乗せたらアイテムを収納出来ない、などと言いますが、無制限にアイテムや敵を収納出来る頭部にオリマー達すら収納出来ない筈がありません。
彼らを頭部に収納するとピクピクニンジンが発見されてしまうから嫌がっているのは明らかです。
彼らの回収時にはトラクタービームを使用しているのでしょう。
ではルーイは何故ピクピクニンジンの横領などという大それた犯罪に手を出したのか。
しかも初仕事で。
好物だから、というのではあまりにも説得力に欠けると言わざるを得ません。
子供かよ。
最終決戦時のルーイの行動パターンを思い出してください。
オリマーに対して明白な殺意を感じます。
彼が狙っているのはあくまでオリマーであり、直接自分に危害を加えられるピクミンではありません。
証拠ですか?
火炎放射時にピクミンを置いて少し移動してみてください。
火炎放射はピクミンのいる方向ではなく、オリマーの居る方向に向かってきます。
明らかにオリマー殺害を狙っています。
もっとも最終決戦時には大抵炎耐性が備わっているはずであり、ルーイのこの行動は動きが制限されるだけで実質意味がないのですが、それにも理由があります。
炎耐性装備を入手するのは混沌の魔窟、のぞみの大地、すなわちルーイの離脱後です。
そう、ルーイはオリマーが炎耐性を持っていることを知らないのです*2
ルーイがオリマーを狙ってくる理由ですか?
そんなのは明らかでしょう。口封じです。
少なくとも社長は犯人がルーイだということに気付きかけています。
物的証拠が存在しないので明白に疑うわけにはいかないのですが、状況的に最も疑いが濃いのがルーイだとまでは思っているに違いありません。
会社が傾くほどの大金を横領したルーイです。
捕まってしまえばかなりの罪になることは間違いありません。
それならば真相に気付く可能性のある者、何しろたった二人です、を殺害しようと考えても不思議ではないでしょう。
ではルーイはヘラクレスオオヨロヒグモに操られていなかったのか。
当然、ルーイは自分の意志でオリマー達を攻撃しています。
ルーイと虫たちの親和性が高いのは周知の通り。
ところでルーイがヘラクレスオオヨロヒグモに操られていると言っていた初代ですが、その前後に微妙な発言もしています。
これは万一ルーイの罪が発覚した場合に備えて、保身を謀っておこうという魂胆でしょうか。
記録はルーイに改竄されたと言うことにすればいいし、ピクピクニンジンはそっと捨てればいいのですから、彼にとっては話がどちらに転ぼうとも悪いことではありません。
運良くヘラクレスオオヨロヒグモ破壊後にはルーイが気絶していたため、事の真相は公にはならなかったようです。
その後初代の内部で善後策が話し合われたのは想像に難くないでしょう。
借金とヘラクレスオオヨロヒグモ騒動のごたごたの中で、結局明かされずに済んだルーイの本性ですが、彼がこのまま終わるとは思えません。
何しろ彼は20年以上の長きにわたってオリマーの後塵を拝し続けているからです。
いつかは後方からオリマーを刺すことに成功するでしょうか。
*1.彼の世界は多数の星に生命が存在する世界であり、ほぼ無菌状態と言える我々の世界の宇宙とは虫害に対する意識が大幅に違う筈です。
*2.と、思い込んでこの文章を書いたのですが、実際に耐火装備が手に入るのは目覚めの森でした。どうしてこんな間違いをしたのやら(デメマダラの洞窟に借金返済後に入ったから)
*3.↑に気付いてしまったせいでこの文章全体が無意味な妄想に。なんてこったい。