マール王国の人形姫
  日本一ソフトウェア

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 あっなたはいったいだれなの♪
 タイトルで放っておくといきなりチビキャラが踊り出します。少女漫画なノリで。 かなり恥ずかしいですが、ここで引いていてはこのゲームはやってられません。 礼儀として一度デモを見た後、おもむろにスタートです。
 主人公はコルネット。人形とお話しできる能力を持つという、 実際いたら本当なのか危ない人なのかわからないかもしれない、かわいい女の子です。 コルネットのそばには、なぜか身動きできるし一般人とも話すことができるという、 不思議な人形、というか人形を超越している存在、ククルがいます。
 コルネットの夢は、白馬に乗った王子様とステキな恋に落ちること。 現実にはそうそうそんな美味しいことはあるはずがない、 とおもいきやいきなり森で悪者に囲まれるコルネット。そこに現れる王子様。 悪者をなぎ倒して「お嬢さん、大丈夫かい?」ああ、なんてお約束。でもいいの。 そーゆーものだから。当然コルネットは王子様に胸キュン(死語) かくしてコルネットの王子様争奪大作戦が始まるのでした。
 いろいろ変なフラグ立ての後、ついにお城での舞踏会に参加する事ができたコルネット。 王子様とあと一歩のところまで近づきます。しかし、そこに現れる魔女。 そう、部下をひどい目にあわせた王子様に復讐しようとやってきたのです。 しかし、魔女は王子様に一目惚れ。王子様を石に変えてさらって行きます。 コルネットとククルの、王子様を取り返す長い旅が始まったのでした。

 キャラクターが、とってもとってもいい味を出しています。 コルネットのライバルにして実は友達思いの高ビー少女、エトワール。 世界最強の魔力を持ちながら、マヌケな性格のためにとても強そうに見えないマージョリー様。 コルネットとは敵同士でありながらも妙に友好的だったりするマージョリー様の部下たち。 王国の大臣でありながら実は一番腹黒かったゴロンゾ大臣。 いろいろな人と出会ってコルネットは成長していきます。筋肉隆々。
 ゲーム中数カ所、ミュージカルイベントが起こります。 チビキャラが歌って踊るだけですが、これがまたくすぐったくて恥ずかしくってとってもよいです。 あたりを転げ回って悶絶したくなるような、完成度です。

 とにかく見た目も内容も一見ほのぼのしているのですが、 実はかなりダークなストーリーが隠れています。 その全貌は結局最後まで見えないのですが、言葉の端々から、 かなり緻密に歴史が組み立てられているのを感じさせます。
 メインストーリーだけ追うとわりと短いですが、いろいろ寄り道が可能です。 人形を仲間にすることができるのですが、仲間にするためにいろいろ探し回らねばならなかったり、 その中で隠れていた別のストーリーが現れてきたりするので、なかなか油断できません。
 とにかく、見た目にだまされてはいけません。一見ライトで、 かつ深いやり込みにも耐えうる内容と、誰にでも勧められるソフトです。 ほとんどの人は見た目で引きますが。どーしてだー!!やってくれー!頼むから。 私の紹介だからって引くんじゃねー!!



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